Auf heben その18★

理沙ちゃんは手早く私のパジャマをはだけると、ズボンにも手を掛けるので、
腰を浮かせて脚から抜くのに協力する。
「あ、絢のショーツ、この前のと同じ?」
理沙ちゃんがそれに気づいて、自分のズボンを脱ぐ手が止まった。
「うん。理沙ちゃんと二人きりになれるから、今日はコレがいいかなって思って。」
その一言に、ピンクのストライプが小さく笑った。
「そっか。実はわたしも。」
理沙ちゃんがズボンを脱ぐと、確かに見覚えのある水色のスポーツショーツ。
「あは。同じ事考えてたんだね。」
「うん。なんか、嬉しい。」

そしてまた抱き合って、舌を絡めあう。
お互いの背中を撫でながらおっぱいを押し付けあうと、柔らかい感触の向こうから強い鼓動が伝わってくる。
「はぅ・・・ちゅっ・・・はぁ・・・ぴちゅっ・・・」
恥ずかしいながらも僅かに身体をくねらせて、理沙ちゃんの肌を全身で愛する。
「理沙ちゃん、私のコト、離さないでね?・・・好きだから。」
「離さないよ。わたしだって、絢のコト好きだもん。」
私の背中を抱く理沙ちゃんの腕が、押し付けられている私の胸を更に圧迫する。

その言葉にグッと胸の奥が熱くなり、私は理沙ちゃんに身体を預けてベッドに組み伏せる。
身体を擦りつけながら少し下に下がると、鼓動で微かに揺れる理沙ちゃんのおっぱい。
すっかり硬くなってしまっている乳首に舌をつけてから、唇全体で包み込む。
「あっ・・・」
舌で乳首を転がして唇で吸うと、理沙ちゃんの身体が艶めかしくくねる。
「はぁっ・・・絢ぁ・・・」
私の頭を撫でながら、理沙ちゃんの色っぽい声が私の鼓膜を愛撫する。
「理沙ちゃん・・・先っぽ、すごくなっちゃってる・・・」
「そんなぁ。だって、絢がそんなにするから・・・」
私の唾液に光る先端を指でツンツンすると、理沙ちゃんの背筋がぴくんと跳ねる。

おなかやおへそにキスを降らせながら、理沙ちゃんのショーツに手を掛けてゆっくりと脚の方へ下ろす。
なだらかな曲線を超えて抜き去った水色をベッドの隅に置き、理沙ちゃんの脚の間に座りなおす。
「この前は出来なかったけど、今日は理沙ちゃんが気持ちよくなって。」
眉をひそめ、心配そうに私を見つめる理沙ちゃんを安心させてあげられたかな?
私が顔を近づけると、理沙ちゃんの膣からは愛液が溢れてお尻の方まで伝っていた。
体温の高い脚の付け根からボディソープの香りが立ち上り、私をいざなう。
溢れ出る愛液を舌で舐め取りながら、クリトリスを指で擦ると、理沙ちゃんの反応が一気に激しくなる。

「ひあん!あ、絢ぁ」
「ご、ごめん、理沙ちゃん。痛かった?」
その反応に驚いた私に、理沙ちゃんは目尻を光らせながら優しく微笑む。
「うぅん。大丈夫。だから、もっとして。指入れてもいいから。」

指入れてもいいから。
その一言が、私の中で渦巻いて、ぐるぐると、駆け巡る。

唾を飲み込んで、中指に理沙ちゃんの愛液を纏わせ、恐る恐る沈めてみる。
「ん・・・んんっ・・・」
ピクピクッと理沙ちゃんの腰がわななく。
根元まで入った指は熱くてぬるぬるしたでこぼこに包まれ、荒い呼吸に合わせて締め付けられる。
「あ・・・あぁ・・・絢が入ってきちゃった・・・」
蕩けきった理沙ちゃんの声が私の脊髄を走りぬける。
入っちゃった・・・
驚きと興奮で、釘付けになった視線と爆発しそうな鼓動がとても抑えきれない。

「痛くない?」
「痛くないけど、そのままだと、切ない・・・」
理沙ちゃんは、ピンク色の吐息に胸を激しく上下させながら訴えかけてくる。
それに気づいた私は、指でゆっくりかき回す。
「んっ・・・はぁっ・・・」
待ちかねたように、理沙ちゃんが声を漏らす。
複雑なひだひだがかき回す指に絡みつき、入り口からくちゅくちゅと水音を溢れさせる。
「理沙ちゃん・・・すごい。こんなに・・・」
「あっ・・・はぁっ・・・絢、気持ちいい・・・」
私の指で、理沙ちゃんが気持ちよくなってくれてる・・・
なんだか嬉しくて、私のテンションも、指のスピードも、更にヒートアップしていく。

 

 

 

 

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