Auf heben その7★

「あ。絢。もしかして、このショーツお気に入りじゃない?」
「え・・・?」
理沙ちゃんの問いの真意を掴みかねて、気だるい声が出てしまう。
「だって絢、昔からピンク好きだから、このピンクのストライプはそうなのかなって・・・」
理沙ちゃん・・・ちゃんと覚えててくれてるんだね。
嬉しさのあまり、涙が溢れそうになる。
「お気に入りって訳じゃないけど、理沙ちゃんが気づいてくれて嬉しい。」
「うん。ブラもピンクだし、絢には似合う色だよね。」
そう言って、理沙ちゃんが一瞬しゃがんで立ち上がると、右手に水色の何かを持っていた。
「わたしもパンツ脱いだからさ、絢も脱ご?ね?」

理沙ちゃんのショーツ・・・。
いやでも目が釘付けになる水色の半円形がひらひらと揺れている。
「う、うん・・・」
脚の緊張を解き、理沙ちゃんが私のショーツに手を掛ける。
また恥ずかしさが込み上げ、一瞬で沸騰する。
恥骨に爪が触れ、お尻が浮いた時にするりとショーツが抜けた後の着地点が冷たい。
一瞬靴に引っかかったそれを、理沙ちゃんは丁寧に足から外して私の服の上に置く。

理沙ちゃんが私の膝に手を掛けて、そっと力を入れるまでもなく無意識に脚が開いてしまう。
「絢・・・毛薄いね・・・それに、すごーい。こんなに濡れて・・・」
「やだ、理沙ちゃん、見過ぎ。恥ずかし・・・」
痛いほど突き刺さる視線がどこに集中してるのか、考えただけで心臓が爆発しそう。
「ふふ。じゃ、しばらく見ない。」
理沙ちゃんはそう言って悪戯っぽく微笑むと、私のおへそにキスをする。
両手で太股を撫でながら、おへその下に丹念に唇や頬を擦り付けて私の肌の感触を楽しんでいる。
理沙ちゃんと肌が触れ合うだけでも、心地よい。
「絢って、しっとり肌でいいよね。わたし結構乾燥するんだー。」
「うん、うん。」
もう、そんな受け答えをしている余裕なんか無かった。

晒されたまま焦らされ続ける私のアソコが、切なくて熱さを増す。
「絢。そろそろ、いい?」
顔を上げた理沙ちゃんに、潤んだ瞳の私は何度も首を縦に振る。

理沙ちゃんの指が、私のアソコに、触れた。

「はっ・・・」

そのままゆっくり、陰唇に沿って指を動かされると、腰が震えてしまう。
「絢のココ、すごいよ・・・熱くて、いっぱい出てる・・・」
「や、やーだぁ!言わないで!!」
私の陰唇が広げられ、理沙ちゃんが膣口から溢れる私の愛液を確認しているのが恥ずかしすぎて、
思わず顔を覆ってしまう。それで恥ずかしさが和らいだりはしないのに。
理沙ちゃんは、その透明な液体を指に掬い取り、私のクリトリスに塗りつける。
「あっ!はうぅっ!」
ビクビクンと、脊髄を快感が走り抜け、一瞬意識が飛びかけた。
「あ、ゴメン、絢。いきなり・・・大丈夫?」
心配そうな理沙ちゃんの声が、微かにエコー掛かって聞こえる。
「う、うん・・・たぶん。」
激しくおなかが上下して、酸素を求める。
「あの、ゴメンね。わたし、絢のココ見れて、興奮しちゃって。」
慌てる理沙ちゃんがなんだかおかしくて、その優しさが嬉しくて、
だから私はこんなことを言ってしまったのかもしれない。

「いいよ。じゃあ、理沙ちゃんのも私に見せて。」
「うん。じゃあ、絢。見て。」
理沙ちゃんが机の横の椅子を利用して後ろ向きに私を跨ぐと、私の顔めがけて腰を下ろす。
最初は蛍光灯の陰になっていた部分が私の目の前に急降下してきて、ぱくっと広がる。
「あ・・・理沙ちゃんも、すごい濡れてる・・・」

それから私のアソコを愛するために、理沙ちゃんが私の上に身体を預ける。
「絢、ゴメンね。重いけど・・・」
「ううん。全然重くないよ。」
理沙ちゃんの肌が全身に触れている。その熱さ、柔らかさ、滑らかさが、とても心地よい。
「あのさ、理沙ちゃん。」
「ん?何?」
「理沙ちゃんのココの毛もさ、私とあんまり変わらないと思うけど・・・」
さっき理沙ちゃんが気にしてたから教えてあげると、私のお腹の上で、小さく理沙ちゃんが笑ったように感じた。
「あー。いいのー。そのコトは。」
少し不機嫌な風にそう言った理沙ちゃんはいよいよ私のアソコを攻め始める。

「あっ・・・ひんっ・・・」
どうなってるのか解らないけど、私のアソコからどんどん快感が流れてきて、吐く息全てに声が混じってしまう。
私は理沙ちゃんのお尻を撫でながら、もう片方の手で割れ目に触れてみる。
ピククッと、理沙ちゃんの体が反応する。
「ふふっ。いいよ、絢。もっと触って。」
私は与えられ続ける快感に耐えながら、理沙ちゃんのクリトリスをマッサージする。
理沙ちゃんからも甘い声が聞こえ始めて、私の行動が正しいことを教えてくれる。
「絢ぁ、わたしもソコ・・・あっ・・・弱いよ。絢も弱いでしょ?クリちゃん。」
その単語を聞いた瞬間、かぁぁっと脳が熱を上げる。
理沙ちゃんを攻める事も忘れ、与えられる快感に翻弄される。

 

 

 

 

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