Rainy pink その11★


「お姉ちゃんの方が、食べた量多くない?」
そんな不満げな声が頭の上から聞こえてきて、ゆっくりと上体を持ち上げる。
「ふふ。そうだったかも。じゃ、ここについちゃったの、舐める?」
先程押し潰したプリンのカラメルソースがついた部分を海佳の口に押し当てると、
ちょうど私のおっぱいが海佳の頬を挟み込む位置になる。
鳩尾に走るぬるりとした感触に、背筋を快感が走る。

海佳の両手が私のおっぱいを脇から包み込んで、親指で乳首をこね回してくる動きに、
私の口からも溜息交じりの少し高い声が出てしまう。
「ん・・・みか・・・好きよ。」
愛する妹の頭をそのまま胸に抱きしめる。
それに応えるように、私の背中へ腕を回して抱きしめる海佳が愛おしい。

「お、おれぇひゃ・・・」
胸の下から声が聞こえて、私は体を起こす。
「なに?海佳。」
「ぷは・・・もうね、あたし、さっきから切なくて・・・」
馬乗りになっていた私を一旦自分の体の上からどかし、間に座れるように大きく脚を開く。
私はその間に正座してからもう一度海佳と胸を重ねる。

「だから、お姉ちゃんに、おまんこ触って欲しいの・・・」
その単語を耳元に囁かれた瞬間、私の脳が沸騰した。
小さな口からこぼれた、可愛い唇から紡がれた、最も似つかわしくない言葉。
「み、海佳、ダメだよ、そんな言葉使っちゃ・・・」
海佳を注意するために何度視線を合わせようとしても、全く目をあわせられない。
「だって、お姉ちゃんがプリンに夢中だったから、もうこんなに・・・」
海佳が二人の脚の間に左手を入れてから私の目の前で指を開くと、妖しく糸を引く液体が絡み付いていた。

「わかったから、そんなこと言っちゃダメ。」
「ふふふ。はぁーい。お姉ちゃん以外には絶対言わないよ。」
私の隙を突く、小さなキス。
「もぉ、私にも言っちゃダメ。」
「あはっ!好きなくせに。」
真っ赤な顔で恨めしそうな表情の私に、海佳はしてやったりな微笑を浮かべた。

私は背中を丸めて、海佳の股間に顔を近づける。
膣口からは、既に会陰部を伝わるほど溢れた愛液が電球の明かりに煌いていた。
この部分は何度見ても鼓動が跳ね上がってしまう。
見つめているうちに、荒くなった私の鼻息が当たって海佳が小さく腰をくねらせる。

「ん・・・お姉ちゃん、早くぅ。」
その声にハッとなるのと同時に、海佳の手が伸びてきて大陰唇をVサインで押さえつけた。
露になった膣前庭のピンク色が、ぐるぐると脳の中で渦巻き、海佳に誘われるまま舌を伸ばす。
「あはぁっ!」
海佳の嬉しそうな声が私の鼓膜に突き刺さる。
久しぶりの海佳の味は既に濃く、高まった体温に立ち上るボディーソープの香りに混じる匂いが私を狂わせる。
ちゅるちゅると音を立てながら膣口に溢れる愛液を吸い、吸い上げたそれをクリトリスに塗り込むようにすると
海佳の声が一気に激しくなる。

「あっ、ああっ、お姉ちゃん、すご・・・」
びくびくと身体を震わせる海佳のお尻を撫でながら、夢中で舌を躍らせる。
「気持ち良いの?」
舌から愛液の糸を引きながら頭を上げて問いかける私に、海佳はこくこくと頷く。
「じゃ、もっとしてあげる。」

中指に唾液をまぶしてゆっくりと海佳の膣に沈めると、海佳が息を詰める。
「んふ・・・」
切なげな吐息を漏らして指を咥える海佳の悩ましげな表情に、胸の奥が苦しくなる。
「痛くない?」
「うん。嬉しい。」
その一言で安心した私は、指を根元まで押し込んだ。
どろどろに溶けた膣内は熱く、受け入れた私を拒むように蠢いている。
そんな膣壁を掻き分けるように指を動かすと、海佳の声が一段と高くなる。
「あ、ああぁ、はあぅ・・・」
腰を突き上げる海佳の動きに合わせて、指で上下左右を刺激する。
「海佳の声、可愛い。こっちもしてあげるね。」


 

 

 

 

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